ほんとにヤバいのは

敬して愛するブログ「マスコミに載らない英語記事」http://eigokiji.cocolog-nifty.com/

この大兄、もう20年近くかな?孤高の啓蒙戦士です。もう何年も前に、控えめに言っても耄碌の目立つPRC氏の記事の翻訳転載をやめて、ここ数年はオーストラリアの怒れる才女ジョンストンを多く翻訳されている。

 

今日、2026・9・26の記事は

AIの本当の危険性は、それが邪悪な戦争屋に運営されていることだ。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2026/09/post-bc0948.html

 

ケイトリン ジョンストンの記事の原文は彼女のサイトから

https://caitlinjohnstone.com.au/2026/09/22/the-real-danger-of-ai-is-that-it-is-run-by-evil-warmongers/

 

キチガイに刃物 これが軍用AI

 

AIに限らず、そもそもほぼ全ての軍備がキチ刃物だけど、彼の死後44年を経て、今、我々はやっとのことでPKDのディストピア的想像力の際まで達した。これは悪い意味でそうであって、悪い意味でしかあり得ない。

トランプを見ていると「大統領待機員」とそのつづきの「ラグランド パークをどうする」を思い出してしまう。ボリスジョンソンの時もちょっと思い出したけど、トランプの方がもっとPKD的悪夢を体現している。両者とも髪型がPKD的だ。

https://en.wikipedia.org/wiki/What%27ll_We_Do_with_Ragland_Park%3F

小説はこう始まる

しかし、現在、この社会は、頭が空っぽのーーそれでいて独特の有能さを備えたーーマクシミリアン・フィッシャー大統領に支配されている。

 

その大統領は組合から派遣された「待機員」で国家の決定機関である大型コンピュータが止まった場合にだけ大統領として職務を代行する組合仕事だったのが、本当に大型コンピュータが止まって、あるいは狂った決定を覆すために誰かが止めて、大統領に就任してしまい、意外といい仕事をするってお話だったと記憶する

2年の辛抱

AIの問題はつまるところ、

意思決定側にとっては経費削減できたか? 大山鳴動して1匹分の給与を削減じゃ話にならない。

決定される側はそれで仕事を失うか?

 

失ってもいいじゃないか。2年の辛抱。

 

来年には一流ブランドのお仕事用AIの使用料は半分になるし、そして、もう一年たてば、またその半分。最先端のごっついやつの値段がどうなるか、そこは全くわからないけど、確実なのは最先端がどれだけ走っても、それとお仕事用の差はものすごく急速に詰まるし、最先端が有利。最先端じゃなきゃ勝てないような仕事の数ってどれくらいあるのだろう?

今の時点で最先端の先行具合は4ヶ月程度らしい。もっと重要なのは、所詮は人間の要求に応えている限りにおいては、そこまでの高性能は必要じゃないってラインにすぐにも届きそうってこと。東京都内を走る限りにおいてはポルシェのただのカレラでもGT2でもその利便性に差はない。ポルシェの利便性には、大黒埠頭での見栄えも含まれるけど、AIってこれ実用一辺倒の商品だからね。

その頃には、やっぱ人間の方が安いねって話も出てきてるだろうし、それ以前に、AI経費も下がったし、やっぱ人間が検証しなきゃって復職できるかもしれない。そうなってくると焦って導入した意思決定者は大変だ!待てばよかった。バナナより腐るの早いぞ。

さらにさらに2年で無料版が大躍進運動して今ある銘柄だとコパイやジェミニ・フラッシュなんかで日常お手伝い業務の大半はできるようになるだろうし、そうなると自社システムにビルトインする取りまとめAIも本格的な薄利多売競争に入っていくでしょうね。ここに中国勢が加わってくるからね、あっという間に必要物質化するでしょう。

まあ、これら構成員の大半が自分で何とかできて、更新を楽しむような新しい物好きの場合で、実際にはコーチ屋を頼んだり、馴染む前にしょっちゅう更新でみんながブーブービービー言ったりで管理職はやっぱり大変だ!

思い出すのは、昔は各フロアに一人はエクセルの名手がいましたね。お願いすると色々と教えてくれるの。あんな感じに落ち着くんじゃないかな?

給与=資格Xストレス だからね。頑張れ。こちらは蚊帳の外から傍観してるよ。

のるそる急行列車(ジャンプおんバンドワゴン)

ここインド洋にのぞむ、ホノルルと同程度に世界から隔絶してるらしい町でもAIラプソディが流れてきて大中の企業の管理職は頭をかきむしり、上級技術者はリストラ(リデンダンシー)逃れに四苦八苦。どう関係あるのか知らないけど公共機関の管理職もかなり辛そうな顔をしていた。

重機で有名なコマツのオーストラリアは全2400人から700人カットだったかな?気の早い知人は全財産整理して何でも底値の故郷ニュージーランドに帰って行った「100万ドルで何でも買えるぞ!」ってね。

警察のデータアナリストはAIに過去の記録をふるいにかけさせて出てきた数字が腹感と違うから、逐一追っていったら、ありもしない事件を複数”創造”して事例にカウントしていたと言っていたけど、でもね、こういうの動き出したら止まらないの。後で、あの時は大変だったね❤️って思い出すやつ。

 

この急行列車に

1 飛び乗って みんなで上手く行った

2 飛び乗って みんなでしくじった

3 自分は飛び乗らずに 他所さんだけ上手く行った

4 自分は飛び乗らずに 他所さんはしくじった

意思決定者として最悪の結果は3。

1は何にも考えてなかったとしても褒められる。

2は残念だけど、あれは仕方なかったよ。てへっ!

4は高リスク低リターン

 

ってことで、みんなもう予算つけて、お金も払ってしまってるのよ。だからAIにはあれができるとかできないとか、置き換え可不可とか言ってもはじまらない。AIとそれに置き換えられといいな!って構想してる人員と両方に払うわけにはいかないからね。

残念ながら大きな組織にいる以上これは逃げようのないひき臼です。

 

だから飛び乗っておきなさい。ただし落ち着いた雰囲気でね。はしゃいじゃダメだよ。

 

「これからドットコムわからんやつはあかんぞ」とか言ってたおっさんの顔を思い出して、慎重に身振りを定めてね。

本棚の君 これも投影なのか?

こちらから交際を望んでいた相手からの連絡が途絶えてしばらく経った

はじまりは、博物館のクジラの部屋、旧州立図書館の書庫の一部を残して、数年前に大増築した新しい博物館の一部に取り込んだ部屋の壁に飾りとしてズラーっとならべてある立派な本棚かあれと同じものを一本、郊外の巨大倉庫から彼女の職権で何とか入手できないかという会話で、実は彼女も、東部から越してきて、ここの博物館に就任した当初に目をつけていたというのだ。

彼女は「しかもあれはジャラよ」といった。

ジャラとは赤みを帯びた深い茶色が特徴の地場の硬木でここではやや特別に上等な響きがある。そしてジャラはちみつは、ちょっと驚くほどおいしい。「ジャラ!すごい。ところでジャラってここの固有それとも東部諸州にも生えてるの?」と聞きたかった。けど、言葉が出てこなかった。言語の問題ではない。ここのところ、真剣な会話になると受け答えの想定問答シュミレーションが5パターンくらい並行で走り出して脳みそが詰まってしまって、軽い話にしないようにと努めるほどに浅い、進展のない会話になってしまって困っている。

 

5月に代役として対応した仕事の場面で始めて会って、代役はいつも緊張するのだけど、本棚に共通の好みがあると知ってほっとした。2回目にあったときの、うれしすぎる気分に自分で驚き、3度目に会ったときに、彼女は自分のために髪の色を変えたのだと勘違いした。半年の間に5回の会話交わし、いちど川沿いで20分ほどの散歩をともにした。いつも僕から話しかけ、それでも彼女の返答を受けて会話を続けるのを失敗し続けた。この脳みそは相変わらずで、上手くいかなかった会話の詳細は全て記憶している。この脳みその大容量はよくわかった。でもお願いだから、即応性を高めてくれ。もう一度会えたら、途切れてしまったどの会話でも、途切れたところから続ける自信があるけど、誰が4ヶ月前の立ち話を覚えているだろうか。そう考えると、また会話の展開シュミレーションが5パターンほど並行して走り出す。彼女と会って話したのは、キッチリ4週間おきで、彼女は色々を4週間サイクルで計画しているらしかった。

彼女に対してこちらが入れ込みすぎていたのは確かだろう。年齢、ことば、文化的背景、社会的な役割と色々な面で大きなギャップがあったけど、他にもっと大きなものがあったのでしょう。

何を入れ込みすぎていたのだろうか?と考えて、考えすぎをやめたらふっきれて、やっと脳みそが、俺ってなんか自分勝手な考えにもとづいていたのかな?と妥当なことを思いつき、いくつかのアイデアが降ってきた。

彼女は僕の欠損部分、自分では欠損とも思っていなかった、ただ苦手なだけと思いこんでいた部分、例えば学歴、大きな企業体での世渡り、部屋の中で何時間も仕事をすること、ミーティングに出席すること、高尚な(笑)趣味とか、を満たしている。僕は彼女でその穴埋めを一気に片付けようとしていたのかもしれない。じゃあそれとこれとの穴ボコを自分で埋めなきゃなと思ったら急に楽になった。

楽になったっていうほど軽い変化じゃない。20代の半ばに得た「自分は二本足の三脚みたいだ」って不安定な感覚が、すっと薄らいだ。やっぱ自分でやらなきゃいけないんだ。

 

そして今晩になって怖いことに気がついた。

 

別の関心事でサルトルとボーヴォワールをwikiで引いたら、どちらかの略歴にX X年にヴァカロレアに合格という言葉が出てきた。ヴァカロレア!その一言で脳みそがグルンと一回転した。1945年生まれの母はウーマンリブとか、サルトルとボーヴォワールの自由意志にもとづく関係とか、それでも派手なオープンカーとかに憧れたやや節操のないアート至上主義者で「あんたは国際ヴァカロレアにうかって哲学者になったら?」とか小学生に吹き込んでいた。もちろんフランスの大学システム、サルトルやボーヴォワールの業績については何も知らない。僕のいとこのスピノザの専門家を馬鹿にしてたから、多分、哲学科で何をするかも気にしてなかったと思う。フランス語は少し知ってる。アデュ

 

連絡の途絶えた「本棚の君」は、母の願望、僕への、ちょっと脳天気な「有能な国際ビジネスマン」的な投影を、なかなかの割合で反映していた。怖いなこれは。

 

母のため息は子供の最強のインパクトを与えるというからね。

 

ここ数年、母の「国際ビジネスマンじゃない」僕に対する態度はちょっと、というよりもう少し冷たかった。叔父、母の弟が同席していると尚更で、無意識・意識してを問わず、僕へ嫌がらせをせずにはいられない叔父に反論すると、いつでも後からお咎めをいただいた。僕の離婚に関しても、10年以上にわたる、相手の家族総出での、嫌がらせを超えた悪意ある攻撃に関しても、やられた僕に同情を示すことはなく、あんた、もっとやんわりと上手いことやりようがあったはずだ、と傷に塩。

 

もし自分が、そんな状況をひっくり返すために「本棚の君」獲得に動いたのであれば、それは彼女に対して本当に失礼極まりないことだった。

 

ーー〇〇君みたいに業の深い人は、幸せになろうとしちゃダメよーー

これは、人生の中で、五指に余る、役に立った忠告のひとつ。二十代半ばだった俺

 

話は変わって、今月に個人所得の納税額がほぼ確定し、2025-26会計年度の収支が出て、すごいことに、これから払う分を差し引いても日本の高卒初任給程度の黒字が出た。これなら仕事を減らしてライフワークの時間と予算を増やせる。自分の財布さえ持っていなかった20年間は終わった。機材も材料も買い放題じゃ。

これからが俺の人生第3クォーター。ちょっとフライング気味にスタート切らせてもらいます。

 

ジャン=ジュネは言った。金は羽根だ。飛行機に乗って良いホテルに泊まれば心だって羽ばたくさーーうろ覚えだけどーー。そしたら、本棚の君にまた違うかたちで出会うこともあるでしょう。楽しみ。

 

戦争のサイクル

中井久夫の『戦争と平和 ある観察』2015 を読み返す。今年は一ヶ月延長の、涙の読書月間。

読み落としていた言葉が二つ。

  戦争の10年サイクル

  平和は「状態」、戦争は「過程」であり非対称

 

今まで聞いたことがあった戦争のサイクルはふたつ

 「忘れた頃にやってくる」50年くらい

 「世界経済は5年おきの戦争を前提にしてる」

10年サイクルというのは、具体的な数字は挙げてないけど兵の就役サイクルと関係しているという。徴兵はもっと短い期間だけど、「職業軍人」を目指さない志願兵が年金半額とかの受給資格を得て退役して予備役についてというサイクルに一度も戦争がないと、その軍隊は使い物にならないという。その通りなのでしょう。

「実戦経験のない兵士は、手術経験のない医師と同じ」

 

ー戦争は外部からの何らかの注入がなければ、発火材料が尽きてなし崩しに鎮火する場合が多いー これは注射打ちまくりのウクライナを見れば逆説的に明らか

色々と、くすぶるストレスから「戦争に踏み切ってしまう」回避困難性や「キリのいいところでやめられない」理由、戦争というイベント性に対して「平和という状態を維持するつまんなさ」を述べてはいるが、開戦回避への提案はない。

昔の偉い人と思っていたのが日米開戦直後にはしゃいでたのを読んでがっかりした記憶が甦ってきた。その高揚感の心理学的な説明もあるけど、ここでも回避の可能性については触れていない。ちょっと残念

 

3度目も不正直

ヨーロッパの皆さんなのか舵取りなのか知らないけど、なぜにここまで馬鹿なのだろうか?

何度も思い出すけど、ヴォネガットは先の対戦をヨーロッパの2度目の自殺未遂とよんだ。今度、どうやら本気で3度目に挑戦するみたい。もちろん、舵取りの皆さんもそのご家族も戦場へは赴かないだろう。でも、本当にスタンドオフで、相手のジャブの射程外からのアウトボクシングで勝てると思っているのだろうか?勝てる?ってそもそもの戦争目的は?ロシアの資源が目的なら地上を制圧しなきゃいけないからアウトボックスでは無理。なら単にロシアを弱らせることが目的?

どんなアウトボックス戦術でも後遺症は残る。しっかりと残って家族と地域を蝕む。だいたいヨーロッパ各国の兵隊さんの人種構成ってどうなってるの?伝統的な白人家族出身それとも最近来たみなさん?

加えて、ウクライナはとんでもないゴミを排出するぞ。戦争麻薬、闇の武器弾薬、戦傷軍人、おつむを壊した特殊部隊員、国許に残って辛酸舐めた層と落ち着いてから戻ってきた日和見さんの対立。全部、地続きのお隣さん。

見守るしかない。

ヨーロッパのお母さんたち、反戦教育をがんばってください。

ズボン

おとこの着るものは、軍服か作業着以外にないのか?

夏が来れば思い出す。作業着のマッカーサーとモーニング礼服の囚われた小宇宙人の写真。

最近知ったけど、いつも平服の元帥は上から式の日は平服作業着じゃダメと言われてたけど忘れてて、後でちょっと問題になったらしい。馬鹿にしたわけじゃないけど、服装で敬意を表しはしなかったという話だっけ。群馬の運動ばかりの高校に行ってたやつが、年中いつでもジャージ、卒業式や修学旅行は「良いジャージ」で行ってたと言ってたけど、似たようなもんかな?

7月に会計年度が切り替わって、仕事柄で年に2本の仕事用ズボンと靴二足の購買費が無条件で租税還付されるから、長持ちするようなズボン(ここではパンツところでズボンって何語?)を選びに作業服屋にいくも、会計年度末の大売り出しからまだ品物が補充できてなくて手ぶらで帰るのもなんだから、アウトドア用品店でズボンを一本だけ買って帰った。

還付金額の上限は靴もズボンも日本円で約2万円、一点2万円なので上等なものが買える、というか高いものを買っても後で所得税から棒引きという形で帰ってくるのだけど、なかなかちょうど良いのがない。作業服屋に行ったのは作業服屋の方がシンプルなシェイプで素材がしっかりしてるものを見つけやすいからで、ファッションブランドから選んだら還付されないとか、そういうことは無いはず。あと携帯をなくさないために左の腿のよこにカーゴポケットが必須で、このポケットはできればマチのないただのパッチポケットが望ましい。両方の腿についてたり、ごついマチつきのポケットだったりしてもいいけど、望ましい理想形はくっきりはっきりしてる。

大事なのは軍服風は嫌なの。でも軍服や野良着の匂いが全くしないおとこの普段着ってほとんどないのよ。