知的計画

モンキートライアルの第2章

西洋キリスト教的な「知」の位置づけを探るには恰好の試験紙かもしれない。

誰の説だったか、「最初に言葉ありき」は正しくは、「言葉は最初からあった」と訳すべきであるという。

『あった』部分の時制が日本語にはないタイプなんだけど、意味としては「最初」の前からすでに「言葉」があった。という感じらしい。

以下、朝日コムより

<「生命の誕生や進化の背景には知的な計画があった」という「Intelligent Design(知的計画=ID)」説を学校で教えようという主張が、米国で頭をもたげている。米国では、旧約聖書の創世記に基づき、天地と人類は神がつくったとするキリスト教右派が勢力を保つ。そうした宗教右派の「進化論を学校で教えるな」という主張とは表向き一線を画し...なぜ生命は誕生したのか、生物がいかにしていまの形を得たかは、進化論だけでは説明しきれず、そこに知的な計画が働いているというのがIDの主張だ。「神がつくった」とは言わない。>