新型原発開発

20世紀を代表する職業がカメラマンと飛行士だとすると、産官複合の巨大事業の代表は有人宇宙飛行と原子力発電。どちらも、「おさえ」で技術と技術者を自前でキープするにはコストがかかりすぎる道楽だけど、やっぱりやめるわけにはいかないのだ。

ロシアの「星の街」に相当する、こちらの「原子の火・発祥の地」茨城の村でおこった事故は記憶にあたらしいが、それでもやめられない。問題ははたして、「(熟練)労働者のスキルとモラルのコントール」だけなのか?科学の粋をあつめた巨大産業も例外なく内包する心脳領域の問題をおいたまま、科学はつきすすむ。コストは中国から回収すればいい。でも偏西風のこと、くれぐれもお忘れなく。たのんます。

別に朝日ばかり読んでるわけじゃないけど。

経済産業省資源エネルギー庁は、20年ぶりに次世代の原子力発電炉(軽水炉)の開発を進める方針を固めた。来年度の概算要求に調査費を盛り込む。将来見込まれている原発の建て替えに備える一方、中国などで拡大が予想される原発市場を視野に入れる。>