WA外注事情1

事業仕分けってのがはやってるようですね。

ちょっと関係うすいですが、西オーストラリア(WA)の公共事業の合理化の例をひろってみます。

もちろんですが、だから日本はダメなんだって話ではありません

余所は知りませんが、WAでは区役所、市役所にあたる役場がでかいです。刷り物とかほんとにすごい種類と量です。役場も良い建物です。

逆に州や国の公共の建物はたいしたことない。というか賃貸が基本です。合衆国制なので、国の仕事は立法と税収くらい。警察からはじまって、生活でふれる制度のほとんどが州のものですね。税金も州が国に代行して集めて、色々さっぴいてから国におさめるので、金の流れが日本とは逆です。各種鉱山のおかげてひとり頭の売り上げがものすごい=連邦への拠出金がすごいWA(田舎)の人情としては、東部の連中は俺たちの金で.....ってところです。

<電車>

■駅員レス

電車の駅は基本的に駅員レスです。警備官はすこしいます。

切符は小銭しか使えない券売機で買うか、プリペイドカードです。

カードはお金をチャージするタイプで、電車とバスが共通で、現金より15%オフ。

■窓口レス

チャージは駅のキオスクか、バスの車内でします

だから駅に窓口はありません(シティーの駅にはあります)

■現金レス

引き落としにすると現金より25%オフ

カードをもたない電車に不慣れなひとが

新聞スタンドもない郊外の駅までいって

小銭を持ってないってことになると

電車には乗れません

最悪なのは

たいていのバスの運転手が「いいよいいよ。駅まで乗ってきな」って

のっけてくれる事です

家までコインをとりにいった方がましです

無賃乗車は5倍付けです

鉄道。バスと鉄道は公共の一社のみなので

料金はゾーン制です

カードがあれば、市中心の公共交通は全て無料です