ソウル昼酒

ソウル昼酒

コーヒーが不味い彼の地での

午後の休憩は

街中でもお八つ時には営業を始める

座って飲める屋台での

軽呑みなってしまう

メニューは一本勝負の店が多く

屋台なので何を出してるかは一目瞭然

おおきくぼられる心配もないし

先客の一組もいれば更に安心

甘辛い餅のお八つを敬遠し

本呑みになってしまう

ちょっとだけ高級な

海産物干物の店を避けると

選択肢は

すり身揚げ

貝の酒蒸し

おでん

あたりか

割らないお決まりの度数の低い焼酎と

ムール貝(?)の組み合わせが

なかなかで お気に入り

少し甘い焼酎の小瓶を一本空けて

最後に

貝のスープをおたまに一杯

手元のどんぶりに

勝手におかわりして

ごちそうさま

これで晩ご飯と本呑みの準備は万端

ようしとばかりに気力もわいてくる