OLYMPUS PEN FT

追記060416

現像したフィルムを取りに行くのを忘れていて、今日、これからゆっくりとチェック。メーターは以外とといっては失礼だけど、なにげに正確。1段明るめでヒット率高し。測光パターンがどうのというような写真機じゃないので、画面全体の明るさの指標程度と考えれば、ずいぶんと助けになる。

追加060315

思い立ってから出すまでに随分時間がかかって、でも出してしまったら、拍子抜けするほど早くかえってきて、修理完了。

cdsに光を取るためのハーフミラーを、当初の全反射ミラー交換をやめて、リプロ品に交換。全体のメンテナンス。調子のいい個体だとお墨付きをもらって上機嫌。

ハーフミラーの透過率が設計値通りの10%になったので、ポジを入れて、今日はメータ通りにテスト撮影@桜田門〜永田町。72枚も撮れちゃうから24枚づつ、上下にばらして撮ってみようと思う。もし、覚えていたら。

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約2年前に、手間仕事のお駄賃にもらった

カメラにはOLIMPUS PEN FT と刻印があった

ブラックペイントで見た目はなかなかよい

ペン エフ という

一部の技術好きに大人気のカメラがあることは

なんとなくしっていていた

FTはきいたことがなかったが

PEN Fの後継機らしい

ファインダーをのぞくと視野が縦長で

ペンはハーフ判だったとおもいだした

シャッターは独特のおおきな金属音たてる

カメラ店に持っていき

不調かとたずねたが

こんなものだという

とりあえず

40ミリ開放1.4のレンズをはずしてみると

ドアのようなミラーがありレフレックス式とわかったが

プリズムのペントルーフがないのは

光を横回しにフィルム面まで引っ張ってくるからだと

知ったのは後になってからだった

FTはFの露出メータ付きのことと知り

それならと

水銀電池用のアダプタを入手先をしらべ

ボタン電池からアダプタを介してしばらく通電すると

追針式メータは生き返った

絞り値の表示は見なれない数系列

というか単に 1 2 3 4 と記してあり

またしらべると

これがTTLナンバーシステムとやらであった

便利なものとして考案したらしいが

手許のFTはメータが狂っていてまったく役にはたたない

電池を抜いたのでFTはFになったが

やっと訳がわかってきて実用になった

シャキーンと大きな音をたてる

シャッターは切り欠きのある金属円盤が

一回転するロータリー式だとも知った

このカメラは

縦位置かまえで横長画面となり

本編用のムービーカメラと同じ切り取り方をする

明るくはないファインダー越しの視界は

何かの不調で数年のあいだ視力が悪かった

子供の頃の視野に似ていて

ときとして

現実以上に現実味がある

諸々に多謝

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