合理的な車えらび

家人の大宇マティスは十分働いてくれたのだけど、交通の流れにのれずにヒヤッとさせられる事も多いので、買い換えることに。きっかけは両親の来訪。空港まで迎えにいくのに適当な車がない(細かいトラブルが絶えないのも通勤用には×)。車が三台(VW.Type I カブリオ/三菱トライトン)もあって人間4人と、二人分の荷物を積めるのが一台もないってのはどうにも無駄だらけなので、色々と考えた結果、マティスの退役が決定。4/5ドアでエンジンは2L以下。後部座席はフルフラット等の荷物運びを考えた仕組みがあること。ご予算は150万+下取りってあたりと目算してますが、なかなか決まらない。 2週間ほどで、今回のテーマの「もっとも合理的な車えらび」ってのにそもそも無理があると気が付いた。 合理的な答えは出ているのに、二人ともあれは嫌だって言ってるんだからしょうがない。まったく候補が絞りきれないので「レンタカー屋が一番たくさん採用してる車が一番に決まってるよ」と思いついたは良いけれど、調べるまでもなく、それはカローラのハッチでテールが少しだけながいやつ。再整備したレンタカーの放出品ならオークションで予算内に軽くおさまる。が、二人とも「あれダケはカンベン」。 次にメルセデスのAタイプの中古を見にいった。徳大寺氏がそんな事をいったかどうか定かでないけど、やっぱり小型車あるいは革新的な車は、初代モデルに理想主義的な思想あるいは哲学が濃厚に反映しているらしく、少し背が低くなった二代目より、初代の方がやりたかった事が判りやすく、お値段的にも魅力的で、傷物だと予算内。が、欧州車は保険が滅茶苦茶高いと判明して、却下。ゴルフ、ポロその他もまとめて却下。 次にやっぱり、新車かな?ってな意見も出てきたタイミングで、近所のホールデンがバリーナ・セダンを即日現金持ち帰り大特価セールを開始。行ってみると宣伝に偽りありで色々と出来ないことが多くて、最終的に家人は契約書を破ってセールスマンの顔に叩き付ける始末に。んで、ホールデンの全車種が却下。 試乗にも時間がかかるので、家からスーツケース2個を持参してディラーまわり。有力候補だったSwiftも宣伝に偽りありで、荷室不足で却下。なにか嫌な思い出があるらしくフォードも全車種を足きり。 もう、冷静に客観的に合理的な車を選ぶもなにもなくなってきました。 で、新車で安いとなると、プロトンシュコダって事になり、やけくそにサンヤンなんかも候補に入ってきそうだったけど、あそこは四駆専門(&中国資本)。まあ、とにかく、よく判んないのはまとめて却下。プロトンは賢いのか、スタイリングは全部ヨーロッパに外注。見た目は悪くないんだけどね。 ばあちゃんがキアのセダンを買って半年以上ノープロブレムってのも思い出されてきてキアにもいきました。Rioってのは目的にあっているのだけど、やっぱ韓国車なのでポロポロ細かく壊れるだろうから、近所で買いたい。しかし、近所のキアのディーラーは問題のホールデン販売会社の一部で同じ敷地。これは方角が悪すぎる。 てなこと、てなことで最終的には、トヨタは嫌いってのを引っ込めて、中古のYarris(二代目ヴィッツ)か、中古/新古の三菱コルトに絞りこんできましたが、これから先どうなる事やら。乗ってみると、改めてトヨタのすごさってか、さりげなさには関心させられるんだけどね......... Yarris高けー