道交法 改正おいつかず

西オーストラリア州の道交法がどんどんと際限なく強化中です。

警察は州政府が管理するので道交法は州法ですね。人口200万の小さな州なので、小回りを利かせて連続法改正中です。不確かですが、お互いの州で発行した普通免許が融通しない州と州もあったと思います。ハンドルはみんな右です。

従来の「今週末は、なんと減点2倍! 罰金も2倍!ケータイは特別3倍増量中!」キャンペーンも効果なし。うん。ちょっと悪い運転者には効果あると思います。ますが、問題はすごく悪い連中。

強化の対象は第一に、通称「フーン/Hoon 」いわゆる暴走爆走その他、激走逆走莫迦走など。

二番目は飲酒運転。こちらでは「飲みながら」運転する人もめずらしくないので、これも大きな問題です。

フーン対策は主に「暴走車」を対象にしてるのが、すこしユニーク。

罰則強化で初回暴走の「車の拘留期間」が1週間から1ヶ月へ科料アップ。

同じく暴走二回目は1ヶ月から3ヶ月へ。

そして三回目は、スクラップ工場へ連行、平らな状態に処理。

スカイライン莫迦車の圧殺映像は記録して、夕方のニュースでながします。

取り締まりは自動/手動での撮影が基本。追跡とか危ないのはナシです。もちろん一般投稿も大歓迎。だれが運転していたかは問いません。フラッシュ焚かれた翌日に急いで転売しても問答無用です。とにかく、莫迦車を見つけて牽引し、最後はつぶす。

なぜ?それは

「道交法とかそういうのまったく気にしない、でもAC/DCは世代を超えて大好きな家族」が存在するから。刑務所の席数の問題とかいろいろで、道交法違反で実刑はまずない。呼ばれても出廷しない。もともと免許もないからポイントも気にしない。それでも執行猶予がつくと「12歳のこどもに運転を教えて自分の車を運転させる」。その子も15にもなると立派に襟足だけ長髪にととのえて、一人前の飲酒運転常習者に....

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