あらかじめ 失われた 21世紀
Who killed the electric car
1990年にカリフォルニアの州政府は州内で自動車を販売しているメーカーに03年までに年間販売台数の1割の無公害車を売るように義務付けた。これは、かなりきつい目標のように感じた記憶があります。でも、日本のメーカーと、なんとGMも、がんばってみた。結局のところ、時をへずして政治も経済も究極のイケイケドンドンになって、州法は廃止。EV1は生産中止&全車リコール回収。ハマーを筆頭に売れてる車は史上空前の巨大化。4Lの7人乗りを買い物車につかうのが当然のようになった。
GMのEV1は、車の歴史における悲劇の先端的技術に序列することに。
笑ったのはだれか?映画は候補を挙げるにとどまってます。
L.A.はじめ各地の路面電車を廃止においやったフォードか?石油資本か?ユダヤの陰謀か?GMの株主か?このDVD、日本でも売ってるそうです。
10年後、20世紀末を挟んだこの10数年間の巨大車への狂奔ぶりをどう思い返すのか?笑えるか?そんな余裕あるか?
EV1大好き人々