couponer

素人をピックアップして晒すTVショーが絶えませんが、エクストリーム クーポニングもそのひとつ。

http://www.tlc.com/tv-shows/...

昨夜の女性は週、40から70時間を費やして、新聞チラシからクーポンを収集、整頓。地域内のスーパー約10件をそれぞれ三ヶ月に一度、襲撃する。アメリカのクーポンは此処や日本のそれに比べると縛りがゆるいのか、$600から$700の買い物を、$10以下の出費に抑え込む。大型カート4台に5,6品目を40個づつ満載。レジのデジタル表示が正札$650なりを示したところから勝負開始。束のクーポンを「二つで一つ分の値段」、「大幅割引」、「いくら以上お買い上げの方のみ無料で」等々、会計手順にあわせた計算通りの順番でクーポンの束を切っていく。レジの係りが40枚を一枚づつスキャンするたびに表示は下がり続け最後には$5とかさらなる猛者はマイナス$2・50とか。歓喜の瞬間。

でも、強力かつ杜撰なプロモーション価格で売ってるのってシャンプー、洗剤その他のバス・トイレタリーか瓶詰め食品かソーダ飲料ばかり。屋根裏、ガレージを改造してがっつり棚を設け、家財が増えるので、保険料も値上がりしちゃうし、正札で払うなんて絶対無理な体質になっちゃうから、食べるのはパスタと瓶詰めのパスタソースばかり。それでも、洗剤やトイレットペーパーは溜まる一方でって......

まず、モノいっぱいに囲まれる幸せ、それからメガ大手小売店をやっつける快感、最後に持ってる金額を超えた品物をレジに通す緊張感と合計金額が限りなくゼロに近づいて行く喜び、歓喜の瞬間。辞める気にはならんでしょうね。子供を連れてのゴミ箱からの新聞回収も戸別訪問も些細なことでしかないそうです。

やまいじゃ 病じゃよ