制度以外の貿易の障壁
農産物に関しては味覚
これがでかい
日本に売る場合はとくに、だ
今は味で勝負できないけど
クオリティーを
価格と品質のバランスを
グリッド上のターゲットゾーンに
バリューがそうして
とかとか
一切なし
商品はそのまま
グリッドを動かす
目盛りを換える
世界の並は日本の並
一時期はやったね。グローバルスタンダード
吉野家の並が400の頃、僕にとって吉牛がふつうの食べ物の線上、松屋は非常食だった。が価格競争がはじまってしまえばそんなことはどうでも良くなった。ほんとにすぐに。どっちもまずい。エサ燃料の類と納得して他に選択肢がないときに食べた。
なぜ考えないんだろ。
仕事が会社が色々な消費行動を世界の並基準に合わせたら、米もそうなる。カリフォルニアのローズとかボタン銘柄が並になる。それらの値段があがって並になるか、自分の給料が下がって毎日ローズ。盆暮れにいまは並で買ってる国産米をかたじけなさに涙のこぼるる思いで噛みしめる。
僕は米教徒ではない。米偏愛にはアンチだ。平成米騒動のときにタイからわけてもらった米の味にグタグタいうのが、戦中ー戦後派のなかにもいて、本当にホントウニいやな気持ちになった。
いまは南半球にいて、普段のお米は韓国のだ。店に置いてあれば「日式 すし米 『田 』Japanese style premium sushi rice」を買う。なければ店主おすすめの他のものを買う。韓国人と間違われることはない。中国人もお前は絶対韓国人には見えないという。私は日本人ですくらいの朝鮮語はいけるのだけど挨拶以上のチャンスがない。
個人の倫理とか柔軟な社会構造とか不可視な相互扶助システムとか味覚以外に個人を包んでいる枠組みにもかなり開発の手が進んでると思う。最後には一人一人の個々人のレベルまで超フラットな構造に社会をすりつぶすつもりだぞ。