借りぐらしの

のアリエッテイ」をネットフリックスで観た。ついでにラピュタも半分まで。これで契約して2、3年のあいだにネットフリックスで観た映画は10本には達したか?本当にテレビを見なくなった。しばらくは英語の勉強にと無理してたけど、もともと観なかったし、結婚するまではテレビを持ってもいなかったから、4歳になった知さんのお付き合いで色々見るともうお腹いっぱいになってしまう。

 

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予告編も見てなかったので、アリエッテイの舞台が日本の多摩地区どこかの落ち着いて瀟洒な郊外でビックリ、ああ日本かと思ったら、借りぐらし人たちがガイジンで2度びっくり。主人公には頼り甲斐があり、娘のアリエッテイが敬意をいだく父親がいてまた、びっくり。

 

宮崎駿といえば作中に父親不在というか、父などもとからいないのがまず、スタンスだと思ってた。ハイジ、コナン、パズーとシータ、魔女のキキに物の怪のサン。みな孤児、自然児か祖父母に育てられたかだ。千と千尋、トトロの姉妹には両親がそろってるけど、物語の中では添え物。

 

採集・狩猟社会

物語の筋は抜きにして、巨人の家の床下に住む、落陽で文化的な採集経済の借りぐらし人一家の生活描写、父と娘の「借りうど」親子が敢行するキッチンへの食料採集冒険物語の部分だけで十分に楽しめた。画面いっぱいに楽しめる仕掛けが次から次とでてきて楽しい。命かけてる作り込みです。ディズニーやピクサーのみなさんはハンケチ噛んでたことでしょう。

アリエッテイが初めて出会った同じサイズの同類が「コナン」のジムシーに似たミノかぶった狩猟民ってのはなんだろう。話がややこしくなっただけ。コナンの文明の相、野生から一次二次産業の間を渡る旅のモデルを引きずってみたくなったのかな?