Savoia Marchetti S.55
Savoia Marchetti S.55
フロートで着水するのは飛行艇じゃなくて、フロートプレーン、水上機っていうんだぞ、と講釈を受けた経験がありますが、これはどうなるのしょう?フロートしかありません。フロートしかないので、これが艇体ともいえます。フロートをとっぱらうと翼しかのこらないので、陸上機には変えられません。やはりフロート機で飛行艇です。
彼は、どうせフロートはいるのだから、いっそのことフロートをメインにして人間も荷物もそこに入れてしまえ!と考えました。着水時にフロートの中にいた皆さんの気持ちなど彼の眼中にはありません。若い兵隊さん達は、かわいい小窓からせまりくる水面を見つめて何をおもったのでしょう?
やぐらを組んでのっけたエンジンの真下にある操縦室?はスペースシップ風でかなりかっちょいいし、垂直尾翼の形はなんともこの時代のイタリアン。尾翼の支持梁もよし。2機串刺しにして推進軸をかなり上向きに取り付けたエンジンはフィアット製の515kw。最高速度は235km/航続2000kmだそうです。
Funzione: bombardiere / trasportoとあるのは爆撃機または輸送機という意味でしょうか?こんなものが編隊で飛んでる姿を見てみたいものです。
http://www.enricopezzi.it/...
同型ながら750hpにパワーアップしたフィアットエンジンを3機並列した大型版のS66ってのもいたようです。
写真右上にちょこっと写ってる、「豚」風に艇体底面が凹んだ複葉の飛行機も気になりますね。詳しい方、お願いします。
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トップページ右側上から中ほど(Mac.IE.5.でみると)にある、WW1期の飛行機の絵はがきもかなりいけます。暇な方はご賞味下さい。
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