耳はロバの穴2つ

お目汚しご免 ー コメントご無用

前の会社では勤務中に月に2時間まで社外の契約カウンセラーに電話をかけて愚痴を言うことができた。

曰くー付き合わないのがいちばん。あっでも義母じゃ無理か

曰くーそういうのは風邪よりうつりやすい。物理的に距離を取りなさい。

曰くー胃が変になる?それなら彼女は病気です。  病人と思えば我慢できないか?

曰くーあんたには逃げ場がない。もう1つ、誰にも知らせないブログアカウントを作ってそこで思いっきり罵詈雑言をブチまけろ。

 

週末はきつかった。かなり。心臓は不調だよこれ。ほんとどうすんだ。低血圧と頻脈。120拍/分ってかなりだよ。たちくらみするし、それでも万が一の一度も起こったことのない心臓の暴走に備えて、低血圧なのに少量とはいえ高血圧の薬をのまなきゃだし。

 義母がしばらくぶりの、あれはなんていうんだ?甘えてんだとは思うけど、あまりに攻撃的で自分勝手な言動の自動再生状態にはいってしまった。今年はイースターサンデーと自分の誕生日が重なって期待と不安がダブルにないまぜになって逆噴射。噴射先はもちろん嫁御と僕。嫁御は反撃が許されるが僕は不可。ちょっとでも反撃すれば義母と嫁御は自分らがチャンチャンバラバラやりあって周りに迷惑かけてる罪悪感をこちらに投影して僕は文字通り十字砲火の目にあう。予想できたように、期待した息子達との突然の和解がおこるわけもなく、長男がサプライズ!でローストビーフを作って招待するはずもなく、彼女周りだけ気圧が伝説の台風19号のように急降下していく。

 

できることはやった。嫁御の双子弟、義母の三男の家までチョコレートのイースターエッグを持って連れて行きましたよ。今年最初の親子の会話。「おはよう」「あぁおはよう」黙 黙...それだけかよ。

  晩ご飯つくって朝ご飯もやって、長男さんとこ連れてって、運良く彼は外で商売用のクルマをいじくってて、僕らに気づくと社会的距離まで歩いてきて最大限の大人げをみせて「おはよ母さん、元気?」

義母答へて「A(彼の娘)はどこ?」

長男さん「家の中」ーーー 今年初の会話終了。

義母はいつもの様に、質問には、たとえば元気?程度の質問でも、絶対に答えない。なぜだろう?なぜ答えない。何かトクすることがあるのか?あるいは相手の求める答えを口にすれば損することがあるのか?

家に戻って嫁御といつものディスコミュニケーション合戦。わざと聞こえずらく何かを喋る。ナニ?って聞かれると全然関係ない話を始める。それでもまだ最初の聞き逃した話を聞きたがっていたらそれを何かと引き換えに高値でうろうとする....結局金曜に一泊だけで土曜に帰った。翌の日曜、嫁御が彼女の母の家に行くという。嫁御の妹と連絡して今日はやめといたら?と先送りを勧めてもらう。義妹はやってくれた。ありがとう。が嫁御聞かず。誕生日だから行くの一点張り。

馬屋にいた彼女は僕らの到着に気づかないふりをして出てこない。悪いことだが、我らが息子まだ4歳の幼児をつかって誘き出すしかしかなかった。義母の家には中古のDVDプレイヤーが6台山積みで、一台欲しいかと聞くーーこれらはあくまで、集めすぎた余剰分。見た目の良いのは一生困らないくらいの台数を別にとってあるはず。VHSビデオテープの再生機、HDDレコーダーもしかり。テーブル上を見るとどうやら先日のgoogleロームキャストにつづいて、Google Homeを買ったようだ。相変わらずテレビとハイテクガジェット関連の物欲が暴れ馬。他人が持っているものはなんでも欲しくなって買ってしまう。

あれらのテレビ関連機材は漫然と置いてあったのではない。偶然をよそおって食卓に出しといて、手を触れたり話題にしたりした誰かにセットアップさせるのだ。もちろん一度触ったら、永久管理責任者に任命される。